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中野 衛

聞いてくれる前提が


顔を見て話すこと。

生きた言葉で伝えること。 その場をたくさん作ること。

そんな仕事をしています。

話すとき、伝えるとき。

大事な前提があると思うのです。

それは「聞いてくれる前提」。

誰もが無意識に持っている、「相手は私の話を聞いてくれる」という前提です。 ちょっとした集まりで、今日はこんな話題で話したいな、と考えるとき。

交流会などでちょっとしたスピーチをするとき。 相手は当然、その話題で、そのテーマで話を聞いてくれるのだ、という未確認の前提。 あらかじめテーマを発表されているセミナーなどであれば、参加者はその話を聴きに来てくれるわけですから、それでOK。 でも、そうしたテーマがない集まりの場合はそうはいきません。 つまり、今日これから会う人たちは、その話題に興味があるか?

私は、毎週集まって全員が30−60秒ずつ自分のビジネスについてプレゼンする会に参加しています。 ここでいつも注意が必要だと思うのは、毎週のことだから相手が自分のプレゼンを喜んで聞いてくれるのだ、という間違った前提です。 ルール上、全員がスピーチするので聴いてはくれる。 だけど、興味を持って聴いてくれるのか? 興味を持たせるのは、スピーカー自身の責任だと思うのです。 自分が話すことは相手は無条件に聴いてくれる、という前提を捨てて、もう一度相手が聞きたい話かどうかについて考えてから、その場に出る。 前提の見直しだけで、話す内容にインパクトが生まれると思うのですが、いかがでしょうか。 自分の話したいことより、相手が聴きたいことを優先する。 大事なことだと思います。

話すこと。 伝えること。 それは前提のあり方で変わってきます。

そして、前提を踏まえて、最初に何を言うのか? そんなことをこちらでお伝えしています。 ちょっと覗いて見て下さい(^ ^)


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